【おすすめ青春小説3選】
皆さんこんにちは♪
本日は私が数々の小説を読んできた中で特におすすめの青春小説をご紹介したいと思います!
「とにかく青春をもう一度味わいたい」
忙しい日々を送っていると、つい青春時代を思い出したくなります。負けたくない!と必死で走っていたあの頃、好きな女の子にどうしたら振り向いてもらえるか、そればっかり考えていたあの頃、友達と自分の関係性に悩んでいたあの頃。日常のストレスを吹き飛ばし、夢を追いかけていたあの頃を思い出すためのきっかけとして、青春小説を読みます。
青春と言えば、「友情」「興奮」「胸キュン(恋愛)」この3つです。よってこの3つに各5ポイントを与え、計15点で評価します。どの作品も、あなたを青春時代に一瞬でつれていってくれること間違いなしです。では、いきましょう。
1.黄色い目の魚/佐藤多佳子
こちらは重ための話が盛り込まれています。主軸は恋愛です。この小学生でも中学生でもない、ぎゅーっと締めつけられるような苦しさともどかしさは高校生特有のもの。木島とみのりの、お互いに強烈に惹かれあってるのに「好き」という言葉では単純に表せない関係が凄く好きです。似鳥さんが出てくるところから、ぐっと面白くなってきます。何度読んでもやっぱり👍
友情:★★☆☆☆
興奮:★☆☆☆☆
胸キュン:★★★★★
合計:7P
2.あと少し、もう少し/瀬尾まいこ
中学駅伝の話。中学駅伝は全部で6区あって、1区から順に6区まで走者がその章の主人公となって話がすすみます。襷とともに視点も引き継がれるわけです。
三浦しをんさん『風が強く吹いている』の中学駅伝版、ともいえるかな。箱根駅伝だけが駅伝じゃないぞ。全国大会だけじゃなく、こんな地方大会でもそれぞれにドラマがあるんだぞ、ということがよくわかります。がんばれ、みんな。がんばれ地方の青少年(少女も)
友情:★★★★☆
興奮:★★☆☆☆
胸キュン:★★★☆☆
合計:9P
自閉症の兄を持つ桑原サトルと、母を早くに亡くしてどうしようもない父親と暮らす仲村ナズナの視点で話が進みます。合唱曲「手紙~拝啓十五の君へ~」を地区コンクールで歌い上げるまでの少年少女の心の変化や、賞を取るという欲ではなく、大切な人へ届けるように歌ったところがとても心に響きます。サトルの心の葛藤も、自分への手紙によって明かされますが、切なくて、抱き締めてあげたくなりました(何様!)。歌の場面より、コトミの恥ずかしい写真のデータが入っている先輩のパソコンから、データを消去するシーンがズキュンでした。
友情:★★★★☆
興奮:★★☆☆☆
胸キュン:★★★★★
合計:11P
以上になります。
いかがだったでしょうか?
もしこの中で好きな作品があれば教えてくれると嬉しいです^_^